今日で息子が1歳になりました。
最初は姉ちゃんの陰に隠れて存在感が・・ってくらいおとなしかったのですが、今では姉ちゃんを手こずらせるほどになりました。
2ヶ月で首が座り→4ヶ月で寝返り、ペットボトルのように転がりだす→6ヶ月でずりはい→7ヶ月でハイハイ、そのままつかまり立ち→伝い歩き→9ヶ月で立っち→10ヶ月であんよ→走り出す、ソファに上る、ダイニングチェアに上る、枝食べる、網戸破る、姉ちゃん泣かす
という過程をへて、順調に順調に成長・・今や野猿に変貌しております。
フワッと愛らしかった娘が懐かしいです。息子は野猿!
1年前の今日、妊娠38週になった私は妊婦検診に来ていました。臨月なのでお腹もすぐに張って、バスケットボールみたいにガチガチで苦しい。もう日常生活がしんどくて、40週まで待てないという感じでした。
37週には子宮口が開いていたから、おそらく今日産むだろうと実家の両親にも応援に来てもらいました。顔色も見られるから化粧しない方がいいそうなのだけど、気合いを入れてマスカラたっぷり、アイラインもしっかり書き込みました。これが後でとんでもないことになるとは知らずに。
(今回は夫もちゃんといましたよ。←笑)
院長「はい、2.5センチに開いてますね。一度帰宅して食事をしてから12時半に入院してください」
ERI「あのぉーー・・・先生、全然お腹痛くならないんですけど・・本当に今日産まれるんでしょうか?」
院長「うん、子宮口が開いてますからね」
ほんまに今日なのか?と思いながら帰宅。でもあの先生が今日出すって言ったらほんとに出すし、今日なのよね?
夫のお義母さんにも電話しておきました。
ERI「今日お昼に入院して産みます」
お義母さん「いきんでいい時だけいきむのよ!その方が産後も体が楽だからね。頑張ってね!」
ERI「はい!」
なるほどな。確かに娘の時はいきみすぎて、実家で松葉杖使ってトイレに行く羽目になった。
股関節が痛くて泣いたし、今回は気をつけなくちゃ。
とりあえず食べとこうと、昨日の残りの南蛮漬けを食べていた時、ん?
ズシッ・・・と背中の下のほうが重くなりました。
ズン・・ズン・・鈍い痛みが背中からお尻に下りてくる。
ERI「・・下りてきた・・」
夫と母「え?!もう?!」
まだ12時だけど、入院することにしました。
車の中で、娘の頭をなでて「ママちょっと行ってくるね。おばあちゃんと一緒に待っとってね」
分娩室のある階に行くと、娘をとりあげてくれた助産師さんがニコニコして出迎えてくれました。
服を着替えてお腹を診てもらうと、もう子宮口が4センチに。
最後のトイレを済ませて、分娩台に乗りました。
今回は人為的に破水。あたたかい羊水が出ていきました。(←娘の時は家でドシャー!だったっけ。。)
そして、子宮口をやわらかくする薬や促進剤を注射。
そこに見覚えのあるベテランの看護師さんが入ってきました。
ERI「今回もお世話になります。あの、呼吸はどのようにしていたらいいですか?」
看護師さん「スーー、ハーーね」
横になってスーーー、ハーーーと深呼吸していると、背中がポカポカしてきました。
しだいに痛みも強くなってきて、私はひたすら深呼吸して耐える。
ベテラン看護師さんが腰をさすってくれると気持ちいい。さすがです!
助産師さん「旦那さん呼びますか?」
ERI「はいぃ」
この時にはもう顔がゆがんでた。
夫が分娩室に入った時には汗だくになっていて、声を出せない。出すと呼吸が乱れて余計に痛い
でもまだいきんじゃいけない。
夫が腰をさすってくれたけど、そこじゃないのよ!あーーもーーへたくそ!!!(←かわいそうな夫)
看護師さん「付き添われますか?」
夫「いえ、外で待ちます」
夫が頑張って、と言ってくれたけど返事もできませんでした。
ERI「痛いぃぃっ・・」
夫が手を握って廊下に出ていきました。
まぁ前から「血を見ると倒れる。無理」って言ってたしね。いてくれてもこんな時男の人は役に立たないしね。いない方が思う存分苦しめるからよくってよ!!
子宮口が7.5センチに。いきめる時まで拳を握りしめてひたすら耐える。まだ腰に力いれちゃだめだ。スーーー、ハーーー。
子宮口が全開に近づいてきた。仰向けに寝かせてもらう。さあ赤ちゃんよ、ママも頑張るから一緒に頑張ろう!
ERI「痛いーーー!」
助産師さん「反らないよ。顎をひいてお腹の方を見て、いいよーいきんでー」
看護師さんが「1、2、3!はい!」とタイミングをとってくれる。
やっといきめる!思い切りいきむ!
痛みがやわらぐと私も力を抜く。その間に看護師さんがストローを口に入れてお茶を飲ませてくれる。呼吸を止めると痛いけど、ウーロン茶が冷たくておいしい♪
ERI「痛いーーー!」
看護師さんが「1、2、3!はい!」
助産師さん「いいよいいよー下りてきた」
下りてきたって教えてくれるけど、私にはわからない。下りてくる感覚がわからないから、産まれるまでずっといきむだけ。これが実に長く感じるのです。
看護師「1、2、3!はい!」
ERI「むぅぅぅうぅぅーーーーー」(←貞子くらい目を見開いてます。夫が見たら引くこと間違いなし)
看護師「まあ、すごいまつ毛♪」
助産師さん「頭が出てきたよー」
本当?!見えないからわからない。あともうひと踏ん張りなの?!
そこに、院長先生が入ってきました。椅子に座ってニッコニコですよ。
院長「おお~おお~」(←ニコニコで)
ERI「むぅぅぅうぅぅーーーーー!!!」
助産師さん「先生!お願いします!」
院長「はいよ」
院長が立ち上がりました。
出口がチクリとした。注射して切開してるんだ(←この医療行為は院長先生担当)、もうすぐだ・・。
ERI「むぅぅぅうぅぅーーーーー!!!」
「むぅぅぅうぅぅーーーーー!!!」
「むぅぅぅうぅぅーーーーー!!!」
「むぅぅぅうぅぅーーーーー!!!」
助産師さん「はい、産まれましたー1時48分」
院長「おお~おお~、見事なさい帯(へその緒)やな~」
すぐに赤ちゃんを胸の上で見せてもらいました。赤ちゃん、体中白い脂肪だらけ。(←胎脂というそうです)
ドラマでよくやる”オンギャー”みたいに元気よくはないけど、かわいく泣いてくれました。
その後、重しをお腹に乗せて後産を済ませて傷を縫合。初めて胎盤も見せてもらいました。ツヤツヤしてる。10ヶ月間赤ちゃんを守ってくれた胎盤ともお別れ。
ここでやっと夫と再開。インフルエンザがはやっていた為、夫以外の親類は入室できません。
顎がガクガク震えてまともにしゃべれなかったけど、小さい声で会話して赤ちゃんの写真を撮って休んだ後、車椅子で病室へ向かうことに。
娘はおばあちゃんと公園で散歩して、病院に戻った時には寝てました。娘らしい(笑)
娘とベッドで休んでいると義父母も到着して、保育器の中の赤ちゃんを見に行きました。
インフル対策の為、抱っこできたのは夫だけ・・けれど、元気に産まれてくれたから二重◎!
あれから1年・・・わんぱくに育ってくれてありがとう!
ところで・・・・後で撮影した画像を見たら、アイラインとマスカラが汗で落ちてパンダ目になってました。超ブサイク・・・・・・・・
最初は姉ちゃんの陰に隠れて存在感が・・ってくらいおとなしかったのですが、今では姉ちゃんを手こずらせるほどになりました。
2ヶ月で首が座り→4ヶ月で寝返り、ペットボトルのように転がりだす→6ヶ月でずりはい→7ヶ月でハイハイ、そのままつかまり立ち→伝い歩き→9ヶ月で立っち→10ヶ月であんよ→走り出す、ソファに上る、ダイニングチェアに上る、枝食べる、網戸破る、姉ちゃん泣かす
という過程をへて、順調に順調に成長・・今や野猿に変貌しております。
フワッと愛らしかった娘が懐かしいです。息子は野猿!
1年前の今日、妊娠38週になった私は妊婦検診に来ていました。臨月なのでお腹もすぐに張って、バスケットボールみたいにガチガチで苦しい。もう日常生活がしんどくて、40週まで待てないという感じでした。
37週には子宮口が開いていたから、おそらく今日産むだろうと実家の両親にも応援に来てもらいました。顔色も見られるから化粧しない方がいいそうなのだけど、気合いを入れてマスカラたっぷり、アイラインもしっかり書き込みました。これが後でとんでもないことになるとは知らずに。
(今回は夫もちゃんといましたよ。←笑)
院長「はい、2.5センチに開いてますね。一度帰宅して食事をしてから12時半に入院してください」
ERI「あのぉーー・・・先生、全然お腹痛くならないんですけど・・本当に今日産まれるんでしょうか?」
院長「うん、子宮口が開いてますからね」
ほんまに今日なのか?と思いながら帰宅。でもあの先生が今日出すって言ったらほんとに出すし、今日なのよね?
夫のお義母さんにも電話しておきました。
ERI「今日お昼に入院して産みます」
お義母さん「いきんでいい時だけいきむのよ!その方が産後も体が楽だからね。頑張ってね!」
ERI「はい!」
なるほどな。確かに娘の時はいきみすぎて、実家で松葉杖使ってトイレに行く羽目になった。
股関節が痛くて泣いたし、今回は気をつけなくちゃ。
とりあえず食べとこうと、昨日の残りの南蛮漬けを食べていた時、ん?
ズシッ・・・と背中の下のほうが重くなりました。
ズン・・ズン・・鈍い痛みが背中からお尻に下りてくる。
ERI「・・下りてきた・・」
夫と母「え?!もう?!」
まだ12時だけど、入院することにしました。
車の中で、娘の頭をなでて「ママちょっと行ってくるね。おばあちゃんと一緒に待っとってね」
分娩室のある階に行くと、娘をとりあげてくれた助産師さんがニコニコして出迎えてくれました。
服を着替えてお腹を診てもらうと、もう子宮口が4センチに。
最後のトイレを済ませて、分娩台に乗りました。
今回は人為的に破水。あたたかい羊水が出ていきました。(←娘の時は家でドシャー!だったっけ。。)
そして、子宮口をやわらかくする薬や促進剤を注射。
そこに見覚えのあるベテランの看護師さんが入ってきました。
ERI「今回もお世話になります。あの、呼吸はどのようにしていたらいいですか?」
看護師さん「スーー、ハーーね」
横になってスーーー、ハーーーと深呼吸していると、背中がポカポカしてきました。
しだいに痛みも強くなってきて、私はひたすら深呼吸して耐える。
ベテラン看護師さんが腰をさすってくれると気持ちいい。さすがです!
助産師さん「旦那さん呼びますか?」
ERI「はいぃ」
この時にはもう顔がゆがんでた。
夫が分娩室に入った時には汗だくになっていて、声を出せない。出すと呼吸が乱れて余計に痛い
でもまだいきんじゃいけない。
夫が腰をさすってくれたけど、そこじゃないのよ!あーーもーーへたくそ!!!(←かわいそうな夫)
看護師さん「付き添われますか?」
夫「いえ、外で待ちます」
夫が頑張って、と言ってくれたけど返事もできませんでした。
ERI「痛いぃぃっ・・」
夫が手を握って廊下に出ていきました。
まぁ前から「血を見ると倒れる。無理」って言ってたしね。いてくれてもこんな時男の人は役に立たないしね。いない方が思う存分苦しめるからよくってよ!!
子宮口が7.5センチに。いきめる時まで拳を握りしめてひたすら耐える。まだ腰に力いれちゃだめだ。スーーー、ハーーー。
子宮口が全開に近づいてきた。仰向けに寝かせてもらう。さあ赤ちゃんよ、ママも頑張るから一緒に頑張ろう!
ERI「痛いーーー!」
助産師さん「反らないよ。顎をひいてお腹の方を見て、いいよーいきんでー」
看護師さんが「1、2、3!はい!」とタイミングをとってくれる。
やっといきめる!思い切りいきむ!
痛みがやわらぐと私も力を抜く。その間に看護師さんがストローを口に入れてお茶を飲ませてくれる。呼吸を止めると痛いけど、ウーロン茶が冷たくておいしい♪
ERI「痛いーーー!」
看護師さんが「1、2、3!はい!」
助産師さん「いいよいいよー下りてきた」
下りてきたって教えてくれるけど、私にはわからない。下りてくる感覚がわからないから、産まれるまでずっといきむだけ。これが実に長く感じるのです。
看護師「1、2、3!はい!」
ERI「むぅぅぅうぅぅーーーーー」(←貞子くらい目を見開いてます。夫が見たら引くこと間違いなし)
看護師「まあ、すごいまつ毛♪」
助産師さん「頭が出てきたよー」
本当?!見えないからわからない。あともうひと踏ん張りなの?!
そこに、院長先生が入ってきました。椅子に座ってニッコニコですよ。
院長「おお~おお~」(←ニコニコで)
ERI「むぅぅぅうぅぅーーーーー!!!」
助産師さん「先生!お願いします!」
院長「はいよ」
院長が立ち上がりました。
出口がチクリとした。注射して切開してるんだ(←この医療行為は院長先生担当)、もうすぐだ・・。
ERI「むぅぅぅうぅぅーーーーー!!!」
「むぅぅぅうぅぅーーーーー!!!」
「むぅぅぅうぅぅーーーーー!!!」
「むぅぅぅうぅぅーーーーー!!!」
助産師さん「はい、産まれましたー1時48分」
院長「おお~おお~、見事なさい帯(へその緒)やな~」
すぐに赤ちゃんを胸の上で見せてもらいました。赤ちゃん、体中白い脂肪だらけ。(←胎脂というそうです)
ドラマでよくやる”オンギャー”みたいに元気よくはないけど、かわいく泣いてくれました。
その後、重しをお腹に乗せて後産を済ませて傷を縫合。初めて胎盤も見せてもらいました。ツヤツヤしてる。10ヶ月間赤ちゃんを守ってくれた胎盤ともお別れ。
ここでやっと夫と再開。インフルエンザがはやっていた為、夫以外の親類は入室できません。
顎がガクガク震えてまともにしゃべれなかったけど、小さい声で会話して赤ちゃんの写真を撮って休んだ後、車椅子で病室へ向かうことに。
娘はおばあちゃんと公園で散歩して、病院に戻った時には寝てました。娘らしい(笑)
娘とベッドで休んでいると義父母も到着して、保育器の中の赤ちゃんを見に行きました。
インフル対策の為、抱っこできたのは夫だけ・・けれど、元気に産まれてくれたから二重◎!
あれから1年・・・わんぱくに育ってくれてありがとう!
ところで・・・・後で撮影した画像を見たら、アイラインとマスカラが汗で落ちてパンダ目になってました。超ブサイク・・・・・・・・